そうそう、樋渡氏の「反省しない」を読んでいたときにメモした部分でもありますが「翻訳」って大切なのです。翻訳っていろいろな場面があり、書籍の内容とは違ってきますけれど・・・
小さなお店の仕事は第一に「お客様に喜んでもらうこと」、第二が「翻訳」でしょうか?
私は、私にとってどんなに面白いことが書かれていても英語やドイツ語だったら面白いと思うコトが出来ません。意味が解からないから理解できないので面白いと思うコトが出来ないのです。
実はこれと似たようなことが、あなたのお店の中でも周囲でも起こっていることに気がついているでしょうか?
店長さんが「こんなに面白い商品なのにサッパリ売れない」と思っていても、その面白さにお客様が気がつけるようになっているかが問題ですね、店長さんは気がつかないまま、一般人であるお客様には翻訳が必要な言葉を使いまくって販促していることがあるのです。
そういう私も、セミナーやお客様との会話の中でも、「イノベーター・アーリーアダプター・アーリーマジョリティ・レイトマジョリティ・ラガード」って使ってしまったりします。
先日、それを、「オタク・やじうま・おしゃべり・普通の人・ゆっくりな人」と置き換えて話をしたら、今までよりも10倍ぐらい反応が良かったです、皆さん興味を持って聞いてくれました。
細かい意味や、正確さなど全く無視した翻訳ですが、そんな翻訳を必要としているお客様はけっこう多いのかも知れませんよ!