2014287354513-(1)

大学生の時にアルバイトをしていた会社で、一番古くて小さいお店の手伝いに行くことがあった。

なんとなく、そのお店は楽しかったので、喜んで手伝いに行くし、アルバイトの私でも余裕で仕事が終わってしまうぐらいの仕事量だから、定時になるまでの間、自分にしてはジックリ掃除をしていたこともある。

それなのに、おばあちゃんが寄ってきて「箒は掃わないで、止めるんだよ。何のために掃除しているか考えなさい」って。

行くたびに言われるものだから、当時の私も少しは考えた・・・。

掃除はきれいにするためにしているのであって、無駄に箒を動かせばいいってモノじゃないことはわかった。

まあ、そのあたりまでだった。

でも、その会社にそのまま入社して、だんだんと役職も上がってくると、もっと沢山のことに気がついた。

丁寧に掃除をしていると・・・

○利益率が上がる。
○社員のコミュニケーションがよくなる。
○発注のミスが減る。
○翌日の品揃えが早くなる。
○お客様からの苦情が減る。

箒を掃わないで止める瞬間、沢山の経験を思い出しながら、あのおばあちゃんの「何のため?」か考えなさいって言葉を思い出すと共に感謝です。

まあ、これも「販促はじめの一歩」の根底には必要だったことなのです。

line