2016-03-16-19.39

商品そのものだけではなく、その商品に関係する想いやエピソードを知っていると、その商品を買う時に値段なんか気にしません。

私は、この豆腐が売られている売場を見たくなって遠回して帰ることもありますよ(笑)

通常だと、目的や利用方法が決まっていて必要な商品を購入するのだが、想いを知っている商品の場合、とりあえず買うことを決めてから使い道を探したりもする。

それともう一つ、商品に係っている人が見えると買ってしまうことも良くある。

個人の小売店は、お客様の顔が見える最前線だから、とても販売促進が仕掛けやすい!

製造業などの場合は、お客様がいるところに顔を出しにくいという壁があるので、POPに生産者さんや製造者さんの顔写真や紹介を入れることが効果的だと言われています。

「それ、やったけれど効果なかったよ?」という方は、次の点をチェックして見直してみてください。

(1)紹介する生産者さんが主役になっているのは駄目です、あくまで店主さんが主役ですから「店主さんがおススメする生産者さん」でなければいけません。

地元の生産者さんではなく、大手メーカーの商品であっても仕組みは同じ、「OOO社のABC」ではなく、「店主がおススメするABCはこんな商品」です。

(2)さらに、店主さんと生産者さんの関係を見せることができれば良いです!

店主さんが、生産者さんと力を合わせて取り組んでいる部分があれば是非紹介してください、パッケージの量やデザイン、原材料や加工方法について語り合ったことがあれば、それは既に共同開発ですから、そのコトをお客様に伝えましょう。

小さなお店のこんな想いの伝えかたについて書いた本がこちら↓

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