地元の塩原には「塩原もの語り館」がありますが、遠野には「とおの物語の館」があります。

とおの物語の館の語りべがとても良いという噂があり、聞いてきました。

語りべのおばちゃんが「いわでのごとばそのまんまでしゃべっから~なにいっでっかわがんねっていわれることもあるげんど・・・」なんていう、前置きから方言で突っ走っていきましたよ。

遠野にある物語なので、内容は聞いたことがある話なので、話についていけましたが、遠野の物語が初めてで岩手の言葉を聞いたことがない人は、確かに最初から最後まで、知っている単語を拾い出す作業だけで終わってしまうのかもと思いました。

でも、ここで妙な親切心をだして、標準語で喋ったら意味がないのですよね。それを間違えてしまう観光客を相手にした戦略も多いですよね。

イタリア料理を楽しみにイタリアへ旅行へ行ったら、現地の人が気を使ってくれて、日本の料理ばかり出してくれたらガッカリですよね。

そんな、販促例は、どのお店でも多かれ少なかれ、やってしまっていますよ。それが間違っているというわけではなく、それは大型店やチェーン店の得意な部分、小さなお店がそれをやってもやっぱり駄目なのですよ。

やぱり、遠野の語りべは、これくらいで丁度良いのだと思いながら聞かせていただきました。

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とおの物語の館 http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/35,23855,166,html

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