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仕事をやっていると無数のチャンスが流れてくるじゃないですか、でも、頑張り過ぎている時などは、本物のチャンスじゃないものまでチャンスに見えてしまうことが多く、店舗選びではそれがハッキリと結果になります。

・居抜きで安い物件を紹介してもらった
・是非テナントに入って欲しいって誘われた
・店舗を半分使わせてもらえることになった
・共同で店舗を借りられることになった
・軌道にのるまで自由に使っていいことになった

こんな話を聞くと「いや~ちょっと考えた方がいいですよ」と話をしますが、降ってきたチャンスに飛びつこうとしている人には耳に入らないようです。

こういった話は、数ヶ月や1年未満で駄目になって店を閉じている場合がほとんどですし、酷い場合は散々時間とお金を使って開店前に空中分解ってことも良くあります。

特に、半分とか共同って駄目ですね!まだ駆け出しの半人前だから、同じような立場の仲間で力を合わせてと考えるのもわかりますが、0.5+0.5=1とはならないのですね、0.5×0.5=0.25でお互いを消しあってしまいます。

居抜きや安い物件の場合、多くのコンサルティング理論で固定費である店舗代金は少しでも安くするというのは当然の考えかたですが、それよりも、本当に気に入っているのか?その店舗の空間は自分の想でいっぱいに出来るのか?小さいお店ならばその地域も含めて気に入っているか?それがとても大切です。

付け加えると、私も、起業当初から自分で単独の事務所を借りる前には、半分とか共同とか10回ぐらいありましたが数ヶ月から長くて2年でしたし、私の周りの友人知人を合わせると、数百ぐらいの例を見てきました。反面、立地とか広さとかそんなの関係なしに楽しくお店を続けることが出来ているお店の条件は「自分でいっぱいのお店」でした、そんな自分でいっぱいのお店を作るために必要なことは販促はじめの一歩 (DO BOOKS)にしっかりと書かせていただきました。

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