他のお店や商品と比較したり競争したりすることは止めましょうと言っていますが、それは、ずっと売れ続けて、利益を上げ続けて、お客様に喜ばれ続ける商品は、他との競争からは生まれない、自分とお客様の関係から生まれるからなのです。

しかし、お客様が買う瞬間というのは何かで1番で無ければ、買ってはもらえないのも事実なので、小手先の技と言われようとも時には仕掛けることも必要です。

あなたが、食事に行くとします。中華もいいな~、イタリアンもいいな~、和食もいいな~と思っても、3店はしごしますか?

車を買うとします。エコカーもいいな~、スポーツカーもいいな~、ミニバンもいいな~と思っても、3台まとめて買いますか?

自動販売機の前に立った時に、どれにしようか、迷っても1つしか買わないと思います。

「うちの店には、そんな1番商品なんてないですし。うちの店が1番になれるとも思えません」こんなことを言う店主さんは多いですが、総合1位出なくていいのです。何かの部門1位を目指しましょう!

この町1番が難しかったら、この通り1番で良いです。

普通は箱でしか売っていない商品を、小分けして1番になっても良いです。

自分で部門を作ってしまえば1番になるのは簡単です!

他のお店と営業時間をずらして、この時間なら1番になったお店もあります。だって、他のお店は営業していないのですから。

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私がこのワインを買った理由は、棚の中で真っ赤なボトルで一番目立っていたという理由でした。

どんな商品にもお店にも、1番になれる理由は必ず隠れています。