300品目が棚割されていれば、毎日必ず棚が商品で埋まっている・・・、それが正しいと思ってきました。

大型店やチェーンストアの品揃えだったら、まあそれも正しいのかもしれないけれど、小さな個人商店までそれを真似し始まってしまったから、たくさんの事柄が噛み合わなくなり、苦しい目にあって来たのは事実。

魚屋さんだったら、市場から、新鮮で・美味しくて・買いやすい価格の商品をお客様に代わって選んでくるのを品揃えというのだ。

だから、品数が少ない時もある、何を優先させるかが最大のテーマであり、それを「想い」という。

目利きが出来る魚屋さんが、素人のお客様の代わりに選んであげること、その作業に信頼があり、手間代として利益が発生するのが商いの仕組み。

ならば大型店の品揃えは間違っているのか? いや、そうではない、何でも揃っていることを優先しているところに信頼がある。

でも、それを小さなお店はまねをするべきではないのだ。

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